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ステージア オーテックバージョン 260RS(WGNC34・1997年)

要点1996年に出た日産のステーションワゴン「ステージア」に、オーテックジャパンが1997年にRB26DETT(2,568cc・直列6気筒ツインターボ)を積んだ最高性能版です。名前の「260」はこのエンジンを指す、とヘリテージコレクションのページに書かれています(2026年11月7日に確認)。
ステージア オーテックバージョン260RSの写真
ステージア オーテックバージョン260RS。写真:Guyon Cumby/CC BY 2.0/Wikimedia Commons(縮小のみ)

基本情報(ヘリテージコレクションNo.176)

名前
ステージア オーテックバージョン 260RS
型式
WGNC34(ワゴン)
年
ステージアは1996年発売。この版は1997年にオーテックジャパンが発売
エンジン
RB26DETT・直列6気筒・DOHC4バルブ・ツインターボ・2,568cc
駆動
電子制御トルクスプリット4WD
サスペンション
前後ともマルチリンク式独立懸架
ブレーキ
前後ともベンチレーテッドディスク
タイヤ
255/50R17
寸法
全長4,885×全幅1,755×全高1,510mm・ホイールベース2,720mm
車両重量
1,720kg

ページが書いている特徴

ステージアのコンセプトは「プレステージ・ツーリングワゴン」で、快適でスポーティな走りと、広く使いやすい荷室が売りだと説明されています。そのステージアの中で、オーテックジャパンのバージョンは「最も性能の高いグレード」という位置づけです。

ボディとシャシーは、エンジンの出力に耐えるように大きく強化されたと書かれています。さらにページは、日産のステーションワゴンの中で最速かもしれない、操縦性はスカイラインGT-Rに近い、という趣旨の紹介をしています。「かもしれない」と書かれている点は、そのまま受け取るのがよいところです(事実として最速と確認されたわけではありません)。

数字が食い違っている部分

このページには、出力の数字が2か所あります。諸元表には「147kW(200PS)/5,600rpm」と書かれていますが、オーテックジャパンの紹介文は「280PS」としています。ページ内で説明がなく、どちらが誤りなのかはこのサイトでは判断できません。同じRB26DETTを積んだスカイライン GT-R オーテックバージョンは、ヘリテージコレクションで「206kW(280PS)」と書かれているので、280PSの書き方が自然に見えますが、これは編集部の推測です。このサイトでは、確かめられるまで最高出力の数字を載せません。

最大トルクは368N・m(37.5kgf・m)/4,400rpmと書かれています。この値は、GT-R オーテックバージョンのページと同じです。

読みどころ:同じエンジンを違う車体に

ステージアの260RSが面白いのは、ワゴンという実用的な車体に、スポーツカーのエンジンと4WDの仕組みを移したところです。スカイライン オーテックバージョンが自然吸気のRB26DEの4ドアだったのに対し、こちらはツインターボのRB26DETTで、車体の強化まで含めています。オーテックジャパンの仕事が「内装や外装の飾り」だけでなく、走りの部分にも及んでいた例として、この車は読めます。

オーテックの掲載で確かめた諸元(1997年・1998年)

オーテックの掲載には、1997年と1998年の2つのページがあります。両方とも「ステージア オーテックバージョン260RS」です。

項目1997年1998年
ベース車型式E-WGNC34GF-WGNC34
エンジンRB26DETT(2.6L)RB26DETT(2.6L)
駆動・変速機4WD・5MT4WD・5MT
寸法(全長×全幅×全高)4885×1755×1510mm4880×1755×1510mm
定員5名5名
キャッチコピー「トップ オブ ザ ツーリングワゴンの官能領域を感じて欲しい、あなたの身体で。」「トップ オブ ザ ツーリングワゴン」
書かれている特徴最高出力280馬力。走行・旋回・制動の各機能を見直し、電動スーパーハイキャス、ブレンボ製ブレーキ車体剛性の強化、brembo製ブレーキ、高精度のチューニングで「走る、曲がる、止まる」性能を高めた

このサイトの記録では、ヘリテージコレクションのページの中で最高出力の数字が食い違っていたため、数字を載せていませんでした。オーテックの1997年のページには「280馬力」と書かれています。ただし、ヘリテージの食い違いが解けたわけではないので、ここでは「オーテックの掲載には280馬力と書かれている」と、出どころ付きで書きます。全長が1997年と1998年で5mm違う点も、原文の数字のままです(理由は書かれていません)。

この面で確かめていないこと

関連:車の図鑑の一覧、年表

出典

出典のページを編集部が開いて読み、書いてあることだけを、自分の言葉でまとめています。原文の転載ではありません。