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セレナ パーソナルチェアキャブ・スロープタイプ(1999年10月5日発売)
要点1999年10月5日に全国で発売された、LV福祉車両の3車種のうちの1台です。セレナがベースで、車いすのまま、利用者と介助者が一緒に乗れます。全自動スロープと車いす固定装置が標準です(日産の発表、2026年11月7日に確認)。
発表で確かめられた仕組み
- 全自動スロープと車いす固定装置:どちらも標準装備。
- ニールダウン機構:車体の後ろを油圧で70mm下げて、スロープの角度を10度に抑えます。介助する人の負担を減らし、降りるときの安全性を高める、と説明されています。
- 室内:5ナンバーサイズなのに、室内高は1,320mm。3列目のシートを使うと、車いすを含めて7人が乗れます。
読みどころ:「70mm下げる」という工夫
車いすで乗り込むスロープは、角度が急だと押す人の力が要り、下るときに危険です。そこでこの車は、車体そのものを下げて、スロープの角度を小さくしています。スロープを長くするのではなく、車体側を動かす、という解き方です。発表の数字(70mm、10度)が示しているのは、福祉車両の設計が、乗る人の安全と介助する人の腰の負担を、数字で詰める仕事だということです。
もう1つ、5ナンバーサイズ(小型乗用車の枠)で室内高1,320mmを確保した点も、発表が特に挙げています。ミニバンの中で、狭い道や駐車場でも使いやすい大きさを保ちつつ、車いすの人が乗れる高さを確保する、という両立が書かれています。
その後のセレナの福祉車両
日産の現在のLVサイトには、「セレナLVシリーズ」と「セレナ チェアキャブ スロープタイプ」という名前が出てきます。1999年のこの車と、いまのセレナの福祉車両は、何代かのモデルチェンジを経た別の世代です。いまの仕様や価格は、日産のLVサイトでご確認ください。
この面で確かめていないこと
- 価格、エンジン、燃費。1999年の発表の文のうち、このサイトで使っていない部分もあります。
- その後の世代(2012年、2017年、2022年のセレナなど)の仕様の細かい違い。個別の発表を読んでいません。
- この車を作ったのが、現在はどの会社にあたるか(会社の面を参照)。
関連:福祉車両の面、セレナ AUTECH
出典
- 日産自動車ニュースルーム「日産自動車 LV(ライフケアビークル)福祉車両シリーズ3車種を発売」(1999年10月5日)(2026年11月7日に確認)
- 日産「ライフケアビークル(福祉車両)」公式サイト(2026年11月7日に確認)
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